始めに

セラミックス加工畳表を「セラミカ畳表」の名称で販売して以来、NHKテレビ・ラジオでの放映・放送の他、

色々の業界紙・専門誌・新聞等で取り上げられる様になり、非常に脚光を浴びる商品と成り、そこに日本経済新聞、

日経産業新聞への掲載に及んで、商品の問い合わせ等が殺到し対応が出来ない程の状況です。

 

そこで今回、この場を拝借し商品説明と紹介をさせて頂く事と致しました。

「セラミカ畳表」とは

天然イ草製畳表に、抗菌性セラミックスを含浸塗布して、防カビ・防ダニ・脱臭・遠赤外線効果を兼ね備えた

畳表にする事を目的に開発した畳表で、これらの機能を持つ畳表です。

セラミックスの特徴

セラミックスの最大の特徴は、液状である事であり、粒子が、超微粒子(約10万分の1ミリ)である事である。

 

従って、どの様な形状でも加工出来、畳表の織目・糸目の凹凸形状でも、

又、その素材であるイ草(図解別図1)の気孔を通じ、内部迄も浸透して加工出来るセラミックスであり、

しかも、透明で非常に薄膜を作る為、天然素材のイ草の特質を生かした加工が出来るセラミックスと言えます。

 

又、このセラミックスは、銀を含んでおり、被膜を作るとカビの発生を防ぎ、ダニを忌避させる事が出来る他、

セラミックスの大表面積(1g当たり、約3~600㎡)で乾燥性に優れています。

現在の防カビ・防ダニ剤

防カビ剤は殆ど化学薬品(塩素系が多い)で効果の持続性(3~6か月程度)が短く揮発性の高い薬剤が主に使用されている。

防ダニ剤になると殺虫剤だけに人体に対しても有害で、非常に危険な薬剤が使用されている。

どれも人体には有害物質なので、安全性を考え短期効果で、気化消滅方式なのかも知れません。

中には、食品添加物だから安全だと言う薬剤が出ていますが、所詮、LD値の許容範囲と言う事で

毒性が無いと言う事ではありませんので、早急に改善を要する問題と考えます。

セラミックスの毒性試験

(社)日本科学飼料協会で、セラミックス液を使ってマウスに経口投与方式で急性毒性試験を行ってみたが、

中毒症状も無く、成育状態等も順調で、何等の異常も見られず、剖刃所見に於いても、全く異常は認められなかった。

この様に、このセラミックスの毒性は認められず、全く安全な処理材だと言う事が証明されています。

従って、畳加工も施工も、他品に比べ、安心して行えます。

天然イ草について

縦状にヒダが走り、その表面には、無数の気孔が有り、空気を吸入・排出しており、内部はスポンジ状に成っています。

表面積は数十倍になり、内部のスポンジ状組織が湿気等を調整する役目をしています。

 

又、イ草は毒性の強い二酸化窒素を浄化する作用も認められています。

イ草の表面は、丁度青竹の様に青々として蝋質の被膜で覆われている縦ジワの多い青竹を想像して戴ければ良く、

そのシワに沿って無数の気孔が開いています。

内部は、白いスポンジ状組織で、クッション性もあり通気性も吸放湿性もあり、

湿気を吸うと膨張し、放湿すると縮小する組織に成っています。

 

又、昔、ローソクの芯にしたと言うほど、弾力性に富んで丈夫な植物です。

 

このイ草を畳表に編み上げるのですが、年間を通じて編み上げる為、

保管上とか乾燥性を保つために天然ゼオライトを付着させて保管しています。これが畳のホコリとして出てくる物です。

このゼオライト(染土と言っている)が厄介物ですが、後述のセラミックスと同様の働きをしイ草の乾燥を早め、

被膜保護をし変色を防ぎ、内部迄入り込み形状を保つ大切な役割をしています。

防カビ・防ダニ効果

超微粒子のセラミックスに銀が均一に分布されて出来た膜は、前述の如く非常に大きな表面積を有し、

大気中の湿分(OH)により、銀が非常にイオン化しやすい状態を作ります。

 

防カビ性では、この極微量の銀イオンが、(水1㍑当たりの銀のイオン化量は、約1000分の5ppm以下である)

カビの細胞表面に接触すると酸化されて時間と共に細胞が破壊されて死滅する事に依り、カビの発生を抑えます。

 

この場合、銀のイオン化量は、飲料水の基準値の10分の1以下であり(この量は銀食器と同程度である)人体または

動物に対する影響はなく安全であり、効果は長時間(塗膜が存在する期間で滅退は磨耗以外ない)安定して継続します。

 

防ダニ効果は、カビの発生を抑えると共に大きな表面積により、常に乾燥化が進むためダニの住環境が悪化して忌避し、

餌でもあるカビ等も無いのでダニが寄り付かなくなる事で効果を発揮します。

 

(ダニ忌避試験結果)

 

セラミックス加工したクラフト紙でセラミックス効力を考慮して行った忌避試験結果です。

(1)ケナガコナダニ     忌避指数 81.6
(2)コナチリダニ      忌避指数 88.5

抗菌・脱臭効果

防カビ性と同様、銀イオンによりあらゆる好気性菌(殆どの病原菌)の細胞表面を酸化させて死滅させる事が出来ますし、

あらゆる臭気成分を酸化分解して消臭します。

 

特に脱臭効果は、殆どの悪臭は酸化臭気のため、悪臭の消臭効果は非常に強く、

しかも防カビ同様、長期間にわたり安定して持続します。

 

又、活性炭等と違い、セラミックスの大表面積で吸着しては銀イオンの働きで、酸化分解と吸着分解を繰り返し、

常に飽和状態になる事が無く、畳表の磨耗等の無い限り持続します。

 

(脱臭試験結果一覧表)

 試験方法:不織布にセラミックスを塗布してセラミックスの通気での吸着除去効果試験です。

 (殺菌性試験結果)

 試験使用菌液(大腸菌) 10 4 /ml

 

((財)臭気対策研究協会試験結果)

 (1)アンモニア

     流入濃度110ppmが480分経過迄は検知出来ず、720分経過後、1ppm検知出来る。

 (2)酢酸

    流入濃度46ppmが840分経過迄は検知出来ず、900分経過後、2ppm検知出来る。

 (3)流化水素

    流入濃度130ppmが5分経過迄は検知出来ず、15分経過後、5ppm検知出来る。

遠赤外線効果

遠赤外線は波長が4~1,000ミクロンの電磁波で、空気に左右されず対象物に直接達しますし、

人体に吸収されやすく熱エネルギーが深部にまで達するために、通常の場合より温かく感じるのです。

 

特に人体に吸収され易いのは、波長4~16ミクロンの波長とされています。

 

畳の場合、大きな表面積を作るセラミックスの膜が良好な遠赤外線放射体となり、対面(この場合は天井)との

熱のやり取りで熱の拡散が防止出来、冷暖房効果(絶対温度以上は、すべて熱である)を上げる効果があるのです。

まとめ

畳表にセラミックス加工を施す事により、従来には無かった性質を持った畳であり敷物に変わったと言う事です。

カーペット・ジュータンでも脱臭性とか遠赤外線効果のある物はありません。

セラミックスの安全性を生かして防カビ等の処理をすれば、非常に健康的で安全な敷物が出来ると言う事です。

 

この「セラミカ畳表」の開発と完成には約5年間掛かりましたが、一番の問題は畳表の吸収性を止める事なく、

天然イ草の風合を損ねる事なく、どうしてセラミックスを付着させるか?であった。

 

前述した様に、天然イ草の表面はゼオライト粉末が付着しており、イ草表面は青竹の様に蝋分質で被膜されている為に

セラミックスを付着させる事が非常に難しい問題でした。

これらは樹脂加工すれば簡単ですが畳表の呼吸性を止める事になるのとセラミックスの多孔質粒子の穴を塞ぐ事にもなり、

セラミックス効果が半減若しくは無くなる為に出来ない方法だったので、この点に一番時間を取られました。

 

この商品にはまだまだ改良の余地が有りますが、一応満足の行く域に出来たと自負しています。

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